北林みきお後援会

飲食店の時短要請について

令和3年5月14日(金)

 新型コロナウイルスの本年5月上旬までの感染者数を日本とアメリカで比較すると、日本の総人口が1億2630万人、アメリカの総人口が3億2820万人に比し、感染者数が日本は66.1万人、アメリカが3290万人で、日本の総人口の感染者率は0.5%、アメリカは10%となっている。

 実に、アメリカは日本の20倍の感染率だ。その理由に人種的要因説があり、アーリア人だからという。アーリア人は、ヨーロッパ、中東、インド、アメリカに分布しこの地域の感染率が高い。

 ところが、ニューヨークでは、高い感染率なのに、飲食店は深夜12時までの営業が可能。飲食店からの感染率が低いからだ。一方、我が国は、20分の1の感染率なのに、数度の緊急事態宣言を発し、飲食店に時間短縮営業を要請してきた。

 ある資料では、感染ルートは家庭が50%、病院・施設が30%、飲食店が5%という。アメリカと同様の結果だ。これで、何故、飲食店を直撃する緊急事態宣言を出し、飲食店に深刻な打撃を与えるのだろうか。時短要請をするなら、政府は補償を確かなものにし、国民救済に真剣に取り組むべきだ。政府の英断を切に願う。