令和2年7月17日(金) 、「延岡市史編さんを願う会」の総会が開催され、行政当局が市史編さん係を設けた事を以て、初期の目標を達成したとして、解散も決議されました。
この会は、2年半前、本格的な延岡市史編さんを目的として立ち上げられたもので、延べ2000人が関わりました。都城市ほか大きな市には十数巻の市史があり、延岡市制100周年の令和14年の完成を目標。
九鬼会長は、「市民運動から市史編さんがなされる事例は全国的には希だ」と語る。確かにそうです。市民から起こった事業。立派な市史の完成を願ってやみません。
特に、神話と歴史の連続性を特徴とする我が国の歴史。「日向神話の本舞台」という書物が刊行されている本市だけに、西臼杵高千穂と吾田(延岡)の笠沙御前(カササノミサキ)が描かれる事が極めて重要です。
それに限らず、延岡の歴史が延岡市民の感動を呼び、延岡に誇りを持つようになることが何よりも大切です。延岡市史編さん係に心より期待します。時あらば「延岡市史編さんを見守る会」の立ち上げが出来るよう、継続的な活動を希望したいと思います。
