令和2年8月20日(木) お盆を過ぎた頃から、朝の風が涼しく冷たささえ感じられます。昼間の猛暑に比べると不思議な気がします。お盆を境に季節は、秋の訪れを準備しているのでしょう。
窓際の塀沿いに咲いてくれる紫色の朝顔は、この夏、毎朝、清々しさをプレゼントしてくれましたが、今朝もまた見ることができました。少しずつ陽光が射してきて、照葉が鮮やかに輝き、朝顔の花も明るく照らされています。 季節は間違いなく、移り変わって行く、辛い暑さもしだいに秋の和らぎをもたらしてくれます。人は、季節の移ろいに順応しながら生きてゆくものなのでしょう。
その時々の季節の輝きを楽しみながら。 季節の変化を思い、過ぎたお盆の送り火の炎に、ご先祖様の面影を偲び、たくさんの子供たちに「ご先祖様あっての私」なのだ、と語って来た事を思い起こしながら「命のバトン」という言葉が思い浮かびます。 何をどのように伝えて行くのか? 一人一人は? 地域社会は? そして日本という国は?
「不易流行」、変わるものと変わらないもの。変わる事で変わらないものを守るという事もあります。 政治は、それをしっかり自覚しながら実行して行くべきもの。朝の清々しい中で、新たな出発をしたいと思います。