10/24(木)、厚生教育常任委員会で、長野県伊那市を訪問致しました。目的は、ICT(情報通信技術)教育の先進地の現況と課題を知りたいと思っての事です。
2020年までに学習用コンピューターを987台から1900台に、電子黒板・書画カメラ・パソコンを157セットから356セットに、指導用タブレットを53台から全授業者教員に350台、無線LAN市内全校全館に完備するとの事。平成26年のタブレット導入から始まった同市のICT教育は、新学習指導要領(対話的・主体的学習)の実践をICTで実現するというものです。
これは、子供たちに情報処理の「勘」を身に付けさせるものですが、ICTも万能ではない。子供達から先生の肉声の指導が欲しいとの声が上がったの事。伝統的な教育とICT教育の相互補完的な活用が待たれると思いました。