令和2年8月15日(土)今朝7時前、地域の放送で、今日が終戦記念日であることが放送されました。「戦没者を追悼し平和を祈る日としましょう。正午になりましたら、戦没者に黙祷を捧げましょう」というのものでした。
三百十万人の多くの尊い生命の上に今日の日本があると思えば、正午には真心を込めて黙祷を捧げたいと思います。 振り返れば、第二次世界大戦では実に多くの生命が失われました。全世界では8500万人、当時の世界総人口三十億人の2.5%以上とされます。
第一次世界大戦の頃から「民族自決」や「人種平等」が叫ばれ、昭和20年には52ヵ国だった独立国が現在では197ヵ国となっている事を考えれば、人々はそんな強い思いで75年間を過ごして来たのだろうか?と思われます。
しかし、75年経っても、中東、イスラムの国々、中国・北朝鮮はじめ全世界の課題は尽きません。中国がアメリカと世界を二分しようと提案し、チベット、ウイグル、香港問題が露呈してより、アメリカの対中政策が厳しくなりました。アジアの平和と安定をいかに実現するか。英霊戦没者の思いを感じながら、日々の生業に微力を尽くしたいと存じます。