7月21日、北川町「まちづくり懇談会」において、延岡市の林業再生についての質問があった。大分県佐伯市は林業が盛んらしいが、延岡市の方策はどうあるべきかを考えた。そこである情報を提供したい。
日本農業新聞6月5日号に林野庁が平成29年度から「林業成長産業化地域」指定を行い、全国市町村の十数か所を選び、人的・財政的に後押しする政策を実施するとの事。直交集成材(CLT)などの新技術を生かし、「もうかる林業経営」を広めるきっかけにしたいとの事。
それはフローチャートのように「森林資源の循環利用」を行うというものだ。「温暖化対策」「国土強靭化」「施業集約化」「地域材の安定供給」「木材需要の創出」「林業の担い手の確保」を目指しているという。
このような、林業のシステム化は採算面で不安も多いため、モデル地区を作って重点支援によって意欲的な取り組みを展開させる方針のようだ。延岡市及び近隣市町村の指定を願いたい。