令和元年12月13日(金)「地域新電力会社事業調査特別委員会」が延岡市議会において設立されました。この委員会は新電力会社設立の是非を明らかにするための調査研究を目的としています。
2016年から電力自由化が開始され、各地で様々な新電力会社が設立されましたが、成功例、失敗例があり、延岡市がこれを推進するかどうかは、重要な選択になります。
延岡市民に安い電気を供給し、他の地域に流出する電気料金を域域内に留め、延岡市に利益を寄付するという夢のような構想ですが、これをしっかりと吟味することこそ、議会の重要な役割であると思います。
電力自由化は価格競争により電気代を安くする事だと思いますが、欧米では日本より十数年も前に始まりましたが、一時的に下がった電気代が、その後高騰を続けたとの報告もあります。
様々な課題を持つ電力会社について、この特別委員会で真剣に吟味して行きたいものです。