北林みきお後援会

プレミアム商品券使用先を中小零細事業所にも按分して

 令和2年6月9日(火) 朝、プレミアム商品券の使用先を中小零細事業所にも按分して欲しいと市内事業所の代表が会派控室に来られた。政府も32兆円補正を出しているし、中小事業者を守るためにも当然と賛同した。不思議な事は補正予算の合計が200兆円に及ぶ財政出動に「国に借金」があるとして「緊縮財政」を主張してきた人達が、今回は沈黙している事だ。

不思議な事は補正予算の合計が200兆円に及ぶ財政出動に「国に借金」があるとして「緊縮財政」を主張してきた人達が、今回は沈黙している事だ。

 日本政府には1100兆円の債務があり200兆円もの予算を国債発行しては「国の借金」が増大する筈なのに、何故反対しないのか?

これだけの債務があるのに、インフレ率も殆どなく国債金利もマイナス金利で財政破綻の兆候さえないのだから、当然の反応かも知れない。

 そもそも、政府債務残高は貨幣発行残高と理解すれば良く、実際、これまで債務返済をせず、貨幣発行量が増大したために、貨幣価値が50年前の四分の一になっている事が、それを証明している。

 政府の務めは貨幣価値を上げる事ではなく、適切な財政出動でインフレを抑制しつつGDPを拡大して、国民所得を上げる、それが国民を幸福にする道だとの常識を広げる事だ。