令和2年6月19日(木) 延岡市議会6月定例会の一般質問、補正予算、産業建設委員会の審議が終了しました。一般質問、補正予算ともに、新型コロナウイルス対策で大部分が占められました。
やはり、長期休業による売上減、収益減にいかに対処するか、政府の財政支援策をいかに執行するかが、課題となりましたが、特に、議論となった事が、プレミアム商品券の使途についてでした。
それは、延岡市商店会連合会より請願が出され、商品券の40%を中小規模事業者の店舗のみでの利用を認めて頂きたいとの要望も併せて出されていたからです。 請願は全会派とも賛成でしたが、これを現実的に実施するとなると、利用者側の利便性が制限されたり、大型店舗での使用の有無など、使用上で混乱が生じるとの懸念も指摘されました。
中小規模事業者の立場に立てば、請願を出さなければならないほど困窮していると思うと、行政に強く迫りたいと思う一方、混乱は避けなければならないとの思いにかられました。
結論は、延岡市が中小規模事業者への応援アピールを実施する事となりましたが、中小規模事業者の自助努力の言葉も出ましたが、その将来を考えますと、今後の対策の必要を痛感した次第です。