令和2年12月1日(火) 昨夜、くまた保育園のイルミネーションが点灯された。くまた保育園始まって以来の豪華版だ。前日、保護者の皆様ほか多くの方々の協力により完成したものだ。 冬の寒い夜の灯(あかり)には心和(なご)まされ、身も心も暖かくさせてくれる。
クリスマスに、リースを作り、もみの木に飾りつけをしてきた昔から、寒い夜は、少しでも賑やかにしたいという思いは変わらない。 今年初めてだろう、メリークリスマスと壁に投影された動く絵を見ていると、お母さんと一緒に帰り路につく子供が、小さな指で指差しながら、嬉しそうに跳び跳ねていた。思わず頭を撫でてあげた。
クリスマスと言えばサンタクロースだ。くまた保育園には、毎年、サンタクロースがやって来る。子供達は、それが楽しみだ。サンタの起源は、今から1600年前の聖ニクラウスだ。 ある時、ニクラウスは貧しさで三人の娘を身売りしなければならない家族の家に行き、真夜中に窓から金貨を投げ入れた。このとき暖炉の側の靴下の中に金貨が入った。そのおかで娘は身売りを避けられた。
いつの世にも、辛く悲しみの中にいる人はいる。辛さを幸せに、悲しみを喜びに。

